ヒトでは、ラクターゼは小腸の腸絨毛(小腸上皮細胞)に多く存在する。 ラクターゼは乳に含まれるラクトースを加水分解するのに重要な酵素であり、この酵素の欠乏は乳糖不耐症(Lactose intolerance)として消化器症状を引き起こすことがあり、錠剤型などラクターゼ製剤が市販されている。
ラクトース どこから?
概要 牛乳や人乳問わず哺乳類の乳汁に含まれている。 また、植物ではレンギョウの花粉中に含まれていることが知られている。 β-ガラクトシダーゼによってガラクトースとグルコースに加水分解される。
ラクターゼ 何酵素?
ラクターゼらくたーぜ lactase ラクトース(乳糖)をグルコースとガラクトースに加水分解する酵素で、乳糖分解酵素ともいい、β(ベータ)-ガラクトシダーゼの一種である。
マルターゼ どこにある?
【マルターゼ】小腸の壁にある マルターゼは小腸で分泌される消化酵素で、各消化器官で分解された物質をさらに細かく分解する役割を果たしています。 具体的には、唾液や膵液に含まれるアミラーゼによって分解されたでんぷんを、さらに細かくぶどう糖へと分解します。
ラクターゼ 何糖類?
主な二糖類としては,マルトース(麦芽糖,2個のグルコース),スクロース(ショ糖,果糖とグルコース),ラクトース(乳糖,グルコースとガラクトース)がある. これらはそれぞれ,マルターゼ,スクラーゼ,ラクターゼという二糖類分解酵素により分解される.