気温や湿度が高い環境のなかで、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、体に力が入らない、ぐったりする、呼びかけへの反応がおかしい、けいれんがある、まっすぐに走れない・歩けない、体が熱いなどの症状がみられたときには、すぐに熱中症が疑われます。
熱中症の症状は?
熱中症の症状症状 1. めまいや顔のほてり ... 症状 2. 筋肉痛や筋肉のけいれん ... 症状 3. 体のだるさや吐き気 ... 症状 4. 汗のかきかたがおかしい ... 症状 5. 体温が高い、皮ふの異常 ... 症状 6. 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない ... 症状 7. 水分補給ができない
熱中症になるとどうなるのか?
また、大量の汗をかいて体内の水分と塩分が不足すると、足や腕、腹などの筋肉に痛みを伴うけいれんが起こることがあります。 ほかにも、脱水症状によってだるさ、頭痛、めまい、吐き気などの症状が見られることも。 さらに症状が進むと、40度以上の高熱、意識障害、けいれん、異常行動などを起こすことがあり、この状態を熱射病といいます。
熱中症の初期症状は?
熱中症の代表的な初期症状として、めまい(目眩、眩暈)や立ちくらみ、一時的な失神があります。 熱失神とも呼ばれ、炎天下や暑い室内での長時間労働やスポーツなどにより体内に熱がこもり、脳への血流が減ることと、脳そのものの温度が上昇することで引き起こされます。
熱中症はどのくらいで治る?
自分で対処ができるⅠ度の熱中症であれば、水分・栄養補給をして十分な休養を取ることで、長くても24時間程度で回復するでしょう。 もし、1日以上経っても症状が改善しない場合は、熱中症以外の疾患を疑う必要が出てきます。