レモンや梅干は『アルカリ性食品』に分類されています。 しかし、レモンや梅干の汁をリトマス試験紙で調べると、酸性を示します。
レモン果汁って何性?
水溶液(何かが水に溶けている液体)は、酸性とアルカリ性と中性に分かれます。 例えば、酸っぱいレモン汁は酸性で、苦〜い石鹸水はアルカリ性です。
レモンはなぜ酸性なのか?
レモンが酸性なのは、レモンに含まれている“クエン酸”という物質のためです。 これは水に溶けると酸性を示します。 お菓子のラムネにも多く含まれているのでためしてみてください。
レモン汁 何酸?
レモン果汁に含まれる特徴的な栄養成分は、クエン酸、ビタミンC(アスコルビン酸)などである。 日本食品標準成分表では、レモンの炭水化物は果汁100g 当たり8.6 gであるが、その内の約70%はクエン酸である。
レモンのpH値は?
pHは、酸性やアルカリ性の強さを表す値で、酸性度とも言います。 0から14までの数値で表され、0に近いほど強い酸性、14に近いほど強いアルカリ性で、pH7が中性です。 私たちの身近な例では、レモン果汁は概ねpH2の酸性で、石けんがpH9~11のアルカリ性です。