後期流産の原因としては、母体の性器の異常(子宮発育不全や子宮奇形、子宮筋腫、子宮内の癒着、頸管無力症など)や全身疾患(高血圧、糖尿病など)が考えられます。 また、絨毛膜羊膜炎など、細菌などの感染が原因となることもあります。
安定期 流産 なぜ?
妊娠安定期に入っていても、流産のリスクはゼロではありません。 流産の原因として、子宮発育不全などの母体の性器の異常や、高血圧などの全身疾患が考えられます。 切迫早産の場合、痛みや出血以外にも、血液の混じったおりものが出たり、粘り気のあるおりものが増えたりします。 このような症状がある場合はすぐに受診してください。
後期流産 なぜ?
子宮内感染や子宮頸管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)、膠原病(こうげんびょう)などの自己免疫疾患など母体側の原因によることが多くなります。
妊娠中期 流産 なぜ?
12週以降の流産・早産の原因は、子宮のかたちや子宮筋腫、妊娠高血圧症候群や甲状腺機能不全、糖尿病、羊水異常や前置胎盤、胎児奇形など、さまざまな要因があげられます。 感染症もリスクを高めます。 しかし、感染症そのものがトラブルの引き金になる、ということではないそうです。
後期流産の確率は?
妊娠した人の約15%に流産は見られます。 その内訳は早期流産(妊娠12週未満)13.3%で後期流産(妊娠12週以降)が1.7%です。