一般的に認知症とは、65歳以降の高齢者が発症する病気です。 認知症は高齢者がなるものというイメージがあるのも、このためです。 一方、若年性認知症は、64歳未満の若い世代が発症する認知症です。 発症平均年齢は50歳前後であるため、いわゆる「働き盛り」の方が発症するのが、高齢者の認知症と異なる特徴です。
認知症 何歳 多い?
現在、65歳以上の約16%が認知症であると推計されていますが、80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%、95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症であることが明らかにされています(表1)。
70歳認知症の割合は?
「70歳代での認知症発症を今後10年間で1歳遅らせる」こととし、2024年には、70-74歳の認知症有病率を現在の3.6%から3.4%に、また75-79歳では同じく10.4%から9.8%にまで低下させる政府目標を立ててはどうか―。
アルツハイマーの平均年齢は?
アルツハイマー病と診断された人の大半は65歳以上です。 日本の人口の1/4は65歳以上です。 しかし非常に少ないものの、若年性発症型アルツハイマー病(早期発症型アルツハイマー病)は65歳未満で発症します。