痛みは動けないほどの激しい痛みや、骨折の破片が脊柱管の内部に入り込み、神経を圧迫したときに生じる下肢のしびれや麻痺が、胸椎圧迫骨折の基本的な症状です。
胸椎圧迫骨折 どこ痛い?
「みぞおち」の後方にある背骨(胸椎と腰椎の移行部)に骨折が生じやすいのですが、痛みは骨盤付近の腰部に感じます。 痛みには特徴があり、寝ている姿勢から起き上がろうとする瞬間に鋭い痛みが生じ、一旦立ち上がればあまり痛くなく、歩行もなんとか可能というもので、「体動時腰痛」といわれます。
胸椎骨折の痛みは?
胸椎や腰椎の椎体骨折が発生すると、背中や腰に強い痛みを生じます。 この痛みは寝起きや立ち上がりなど姿勢を変えるときに強く、安静に寝ていると軽減します。 多くの患者さんは数カ月間で骨癒合して治りますが、椎体の変形がある程度起こり、背中が曲がったり身長が縮みます。
胸部圧迫骨折の症状は?
症状は痛みが背部や腰部に発生します。 骨折した椎体の破片が脊柱管内に入り込み神経を圧迫すると、下肢のしびれや痛み、麻痺などの症状が現れます。 ほとんど症状がない人もいます。 胸椎圧迫骨折:T11,T12,L1の3椎間で高度の圧迫骨折があり、耐えがたい腰痛のため治療希望にて来院。
背骨圧迫骨折の痛みは?
脊椎圧迫骨折の主な症状は、寝返りを打ったときや、起き上がったときに感じる背中の激しい痛み。 背中のほか、腰の部分に痛みが及ぶこともあります。 また、何年も前に起きた圧迫骨折であっても、しっかりと固まっておらずに体を動かすたびに上下の骨がズレて重い痛みを感じる場合もあります。