食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する食品成分です。 便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。 現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。 22 июн. 2021 г.
食物繊維を取るとどうなる?
食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります。 水に溶けにくい不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やします。 便が増えると、大腸が刺激され、排便がスムーズになります。
食物繊維はいつとるのが良いか?
食物繊維を食品から摂るベストなタイミングは、食事の30分前といわれています。 では、サプリメントにはベストなタイミングはあるのでしょうか。 答えは、サプリメントを飲むタイミングに規定はありません。 そのため、自身の好きなタイミングで摂取するようにしてください。
食物繊維の注意点は?
食物繊維を摂り過ぎると下痢を起こすこともあるので注意が必要です。 水溶性食物繊維は体内で水に溶けてゲル状になり、便をやわらかくしてくれます。 適度な量であれば排泄しやすくなるというメリットがあるのですが、摂り過ぎると水分量が過剰になって下痢を起こしやすくなるのです。
食物繊維 何で?
食物繊維を多く含む食材を積極的にとり入れる 食物繊維は豆類・野菜類・果実類・きのこ類・藻類などに多く含まれます。 例えば野菜であれば、かぼちゃ・ブロッコリー・モロヘイヤなどの緑黄色野菜やゴボウ・さつまいも・たけのこなどが挙げられます。 また糸引き納豆・おから・ひじき・切干大根なども食物繊維が豊富です。