私たちが毎日使う水の主な源は川の水であり、その大もとは空から降った雨水です。 雨を降らせるのは、海や陸の水が蒸発散して大気中にできた雨雲です。 そこから地上に降った雨は川となったり、地下水となったりして、やがて海へ戻っていきます。 そして海の水は再び大気中に蒸発し、雲をつくって雨を降らせます。
水はどうやって作られているの?
誕生して数億年の地球は岩石の塊で、水のもとになる水素や酸素も岩石の中に閉じ込められていました。 この岩石が地殻の熱で溶かされ、そこで遊離 ※1した水素と酸素が結合して、水ができたのです。
水はどこで作られた?
では、その雲の中の水はその前はどこにあったのでしょうか。 その水は地球を作った岩の中にあったものなのです。 長い間の火山の爆発(ばくはつ)で地球の岩石の中にあった水蒸気が空にふき上げられたというわけです。
水道水はどこからくるのか?
水道水ができるまで1取水塔川から水を取り入れます。2沈砂池取水した水に混ざっている砂や泥を沈めます。3導水ポンプ浄水場に水を送ります。4ここからは浄水場で水をきれいにする作業です ... 5薬品混和池水のにごりを固める薬品(凝集剤)を入れます
水はなぜなくならないのか?
地球上では、水はずっと減ることもあふれることもなく、一定の量をたたえている。 それは、水が姿(すがた)を変えていろんな場所で、ぐるぐるまわっているからだよ。 海の水が太陽の熱であたためられると、水蒸気(すいじょうき)になる。 水蒸気は空気中で冷やされて、雲になる。