糖尿病が進行すれば進行するほど多尿になり、日中だけでなく、夜中も頻繁にトイレに起きるようになります(「頻尿」)。 1日のトイレの回数が8回以上の場合は、頻尿が疑われます。 また、糖尿病で排尿の回数が多くなるのは、単に喉の渇きによって水分を多く飲むからだけではありません。
糖尿病 頻尿 どれぐらい?
糖尿病が進めば進むほど多尿になり、夜中も頻繁にトイレに起きるようになります。 多尿とは1日の尿量が3リットル以上のことをいいます。 糖分を摂り過ぎると、尿に糖分が含まれて排尿する回数が増えます。 頻尿とは1日に8回以上トイレに行くことをいいます。
頻尿は何回から?
頻尿(ひんにょう)とは 一般的には、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上の場合を頻尿といいます。 しかし、1日の排尿回数は人によって様々ですので、一概に1日に何回以上の排尿回数が異常とはいえず、8回以下の排尿回数でも自分自身で排尿回数が多いと感じる場合には頻尿といえます。
糖尿のおしっこは?
よいおしっこには、ブドウ糖がたくさんまじることはありません。 ところが、糖尿病になって、血液中のブドウ糖の値(血糖値)が高くなると、腎臓の処理能力をこえるため、おしっこの中にブドウ糖がまじるようになります。 これを「尿糖」と言い、糖尿病の危険信号です(糖尿病で言えば、血糖値160~180mg/dl以上)。
少量の尿 何回も出る?
「頻尿&少量」は、膀胱のトラブルを疑え 一方で、頻繁にトイレに行きたくなり、しかも少ししか出ない人もいます。 この「頻尿だけど、あまり尿が出ない」は膀胱のトラブルのサインです。 原因として多いのは膀胱炎です。 尿路からあがってきた細菌に膀胱が感染して起こる膀胱炎には、頻尿のほか、排尿時痛や血尿などの症状があります。