TDM(Therapeutic Drug Monitoring) バンコマイシンのピーク値は点滴終了後1ー2時間、ハベカシンのピークは点滴終了後1時間で採血する。
TDM いつ行う?
バンコマイシンの半減期は6~12時間であり,1日2回投与した場合,約48時間経過すると定常状態に達していると考えられることから,初回TDMは投与3日目(投与4~5回目の直前)が望ましいといえます。
トラフ値 いつ測る?
トラフ値は投与前 30 分以内に採血を実施します。 ピーク値の測定は、組織分布が 完了した時点における血中濃度である投与開始 1 時間後、つまり、30 分で投与した場 合、投与終了 30 分後に採血を行うことを推奨します。
バンコマイシン 採血 何日目?
抗生物質名採血時期ピーク 注)バンコマイシン投与開始3~4日め点滴終了後1~2時間ゲンタマイシン投与開始2~4日め筋注:投与後30分~1時間 点滴静注:終了直後トブラマイシンアミカシン
TDM なぜ必要?
TDMを行うことが推奨される薬剤として、有効血中濃度域が狭い薬剤があります。 また、半減期が短い薬剤においても血中濃度が大きく変動する可能性があるため、TDMが有用とされています。