停留精巣とは 停留精巣とは陰嚢(おちんちんの下のふくろ)の中に精巣(睾丸とも呼ぶ)が入ってない状態で、男の子の先天的な異常の中でもっとも頻度の高い疾患です。 予定日で生まれた男の子100人のうち3人ぐらいに認められます。 早産のお子さんでは頻度は高くなります。
金玉 いつから?
昭和時代の子供向け番組『ロンパールーム』に出演した幼児が「き」で始まる言葉をいうゲームで「金玉」と発言し、言い直しを促されてもなお「綺麗な金玉」と答えたため急遽CMに移り、再開後にその幼児の席にクマのぬいぐるみが置かれていたという言い伝えがある。
停留精巣の確認方法は?
基本的には陰嚢、鼠径部(足の付け根あたり)を触って確認します。 触って分からない場合は、超音波検査やMRI検査で画像から確認することもあります。 生後半年くらいまでは自然に精巣が下に移動し、陰嚢の中まで到達することもあるので、期間を置いて、何度もお医者さんに診てもらう必要があります。
停滞精巣の原因は?
停留精巣の原因 停留精巣の正確な原因は不明です。 遺伝的要因や母体要因、環境要因などが、胎児期のホルモンの産生や神経系の成育、体の成育に影響を与え、停留精巣になると考えられています。
移動性精巣 どうなる?
一方で、移動性精巣は精巣が下降しているため、悪性化の報告はきわめて少なく、悪性化のリスクは正常精巣と変わりません。 しかし、移動性精巣は精巣が固定されていないため、精巣捻転のリスクが高まっています。 精巣捻転を6-8時間以上放置してしまうと精巣が壊死(腐る)してしまうと言われております。