まとめますとトイレに流した汚水は排水管などを通って処理施設にたどり着きます。 そこではゴミとし尿を分けて、し尿のみを微生物の働きできれいな水にします。 きれいな水は川や海に流して、雨になります。 使用した汚水はどこかへ行って消えてしまうということではなく、きれいになって自然に戻っていきます。
トイレの水はどこに流れるの?
きれいになった水はタンクに蓄えられたきれいな水が流れてきています。 トイレで汚れた水はまず便器内を通って排水管に流れます。 家の中の排水管を通って家の外に出て会所と呼ばれるところに流れます。
汚水はどうなる?
きれいに処理された下水は、 河川や海などに放流されて自然の水循環に戻っていきます。 処理場に運ばれた下水は、まず、沈砂池と呼ばれる池に入り、 下水の中に含まれている大きなゴミや砂は、ここで取り除かれます。 大きなゴミや砂を取り除かれた下水は、最初沈殿池に入ります。
トイレの水 なくなる なぜ?
トイレにトイレットペーパーや汚れなどが溜まり、排水管がつまってしまうことで、トイレの水がなくなってしまう場合があります。 なぜトイレつまりがトイレの水をなくす理由になるのかというと、「毛細管現象」が起きてしまうからです。 たとえば、ティッシュペーパーやタオルなどを水につけると、水に触れていない部分まで濡れていきます。
うんちってどこに行くの?
うんちやおしっこの終着点は、「水」。 そして、川へ放流されます。 水質は常に厳しくチェックされており、衛生的で安全な高度処理水なので心配ご無用。 水道水と比べると分かりやすいですが、色もついておらず、臭いもありません。