まとめ ・仏教式の葬儀が終わり、その後も寺院とのお付き合いを継続する場合は位牌や仏壇が必要になります。 ・葬儀では全ての宗派で白木の位牌を使用します。 葬儀後、浄土真宗系は寺院より法名が書かれた掛け軸をいただき、浄土真宗系以外は一般的に本位牌を作成します。 12 окт. 2020 г.
位牌がないとどうなる?
ほとんどの仏教宗派の教義では、亡くなった方の魂は遺族の呼びかけに応じる形で位牌に戻り、その場所に留まってくれると考えられています。 そのため、位牌がなければ故人の魂は遺族の呼びかけに答えるができずに自宅に戻ることができません。
戒名をつけないとどうなる?
戒名を付けなかった場合、お寺の納骨堂やお墓には入れないことがほとんどですので、公営や民間の納骨堂・墓地に入ることになります。
納骨の時に位牌は必要ですか?
納骨の際には位牌を持参し、遺骨を納骨堂に納めたら自宅の仏壇に位牌を置いておきます。 浄土真宗の場合は位牌を必要としません。 浄土真宗では死去後は誰もが仏になれて成仏できるという考えから、成仏を祈る位牌は必要ないという考えのためです。 自宅に仏壇がない場合は、菩提寺に位牌を置けるかを聞いてみましょう。
位牌は、何のため?
その仏壇に故人の名を刻んだ位牌を、死者の依代(よりしろ)として、また礼拝の対象として安置すると、「仏様になった故人にも見守られている」という気持ちをより強く持つことができます。 お墓と同じように、故人やご先祖と向き合い、語り合い、感謝の気持ちを伝えるために、位牌は欠かせない存在です。