火葬場で引き取る場合は、荼毘に付した後のことですので祭祀継承者に遺骨が引き渡されます。 各市町村や警察から引き取る場合は、不慮の事故や事件、孤独死などで家族が亡くなった場合です。 このような場合は、家族や親族などの遺族に引き取りの決定権があります。 4 мар. 2022 г.
遺骨 納骨しないとどうなる?
納骨せずに自宅に置いておくことで法律に違反することはありません。 お墓や遺骨については、「墓地、埋葬等に関する法律」(墓埋法)で定められています。 墓埋法には、納骨の期限に関する規定はなく、納骨をしないからと言って罰せられることはありません。
遺体 引き取り拒否 どうなる?
故人との関係性はもちろん、疎遠だったか等の確認をされた後は、引き取りを拒否しても問題ない場合が多いです。 拒否された遺体は、その後市町村などの方針に従い火葬された後、無縁仏となって指定の場所に埋葬されるでしょう。 火葬場に遺体がある場合と異なり、警察の元に遺体がある場合は、拒否権が遺族側にあることが多いです。
遺骨は誰のもの?
遺骨は相続とは関係なく「祭祀を主宰すべき者」、これを「祭祀承継者」と言いますが、その人1人に所有権が認められるのです。 仮に相続権のない内縁の妻であっても、その内縁の妻が祭祀を主宰すべき者だと認められれば、遺骨は承継できます。 このルールは以下の民法897条に定められているものです。
無縁遺骨 どうなる?
無縁仏のお墓から取り出された遺骨は、無縁墓や無縁塚または供養塔などの無縁仏を祀る施設に安置されます。 これらの費用は、墓地の管理者が負担することが多いです。 しかし、霊園や墓地の管理者自体が廃業などで消滅した場合、遺骨は自治体の費用で行政が管理をする無縁墓地へ移されて合祀されます。