脂肪腫は良性腫瘍であるため、悪性化することは基本的にありません。 12 окт. 2020 г.
脂肪腫 放置するとどうなる?
脂肪腫は良性腫瘍なので、徐々に大きくなりますが、放置しても命に関わることはありません。 しかし大きくなってから手術をすると、手術のリスクが高くなる、傷跡が大きくなる、もし悪性だった場合には治療の遅れが問題となる、などのリスクがあります。 したがって、ある程度の大きさになったものでは手術をする方がよいでしょう。
脂肪腫の原因は?
脂肪腫が発生する原因やメカニズムは、まだ分かっていません。 何らかの理由で脂肪細胞が増殖して腫瘍になると考えられています。 脂肪腫を詳しく検査すると染色体異常がみられるケースもあることから、遺伝子と関与している可能性が考えられています。
脂肪腫の中身は?
脂肪腫はゆっくり大きくなり、やわらかいので気付かれにくく、1㎝以上になって見つかることが多くなっています。 中身は薄い膜に包まれた脂肪です。
脂肪腫を取るには何科?
「脂肪腫は何科を受診すればいいのか?」という疑問を持たれる方も多いと思いますが、近年では主に'形成外科'という科で診察や治療を行うことが多いです。 実際の手術は、腫瘍直上の皮膚をメスで切開し、腫瘍の周りにある被膜(ひまく=周りを覆っている膜)を周囲の組織から剥離(はくり=はがすこと)して、腫瘍の本体を摘出します。