脂肪腫は自然消失することがなく、大きくなることもあります。 大きいものだと摘出するのに手間がかかることもあるため、ある程度の大きさの脂肪腫は手術で摘出することをおすすめしています。
脂肪腫の治療法は?
脂肪腫の治療法 脂肪腫に対する治療法は手術による摘出です。 摘出術では、腫瘍の直上を、ほぼ腫瘍の直径に一致するように切開し、被膜を破らないように周囲組織から剥がして、摘出します。 摘出後は、血腫(血が溜まる)を予防するため十分に止血し、必要に応じてドレーンを挿入、圧迫固定します。
脂肪腫 何センチで手術?
悪性が疑われる場合や整容的に取りたい場合には手術を行います。 当科では5cm以上の大きい脂肪腫、筋肉内や筋肉とべったりくっついている脂肪腫であれば入院で全身麻酔下の手術をお勧めしています。
脂肪腫 どれくらい?
脂肪腫は脂肪細胞の良性腫瘍で、柔らかく痛みのない、通常1から10㎝ほどの腫瘍です。
脂肪腫 どうする?
脂肪腫の治療方法 外科的切除が必要になります。 長年放置していてもサイズが変わらないため切除しない方もいますが、徐々に大きくなってきたり痛みを伴う場合は切除をお勧めします。 長径5cm以上ある脂肪腫は悪性の可能性も考慮し手術前に他院でMRIの画像検査をしていただく場合がございます。