鼻茸(鼻ポリープ)は、放置しておくと大きくなり、鼻症状がひどくなる可能性があります。 早めに受診し、検査と治療を受けることが必要です。 鼻づまりや「匂いがわからない」など、続く鼻症状は治りにくい慢性副鼻腔炎かもしれません。 こうした症状が見られる場合は、早めに病院へ行って相談しましょう。 30 сент. 2021 г.
鼻茸ってどんな症状?
【鼻茸】とは、鼻や副鼻腔の壁(粘膜)が炎症によって腫れて垂れ下がり、キノコ状になったものです。 片側の場合もあれば、両側の鼻の中にできることもあります。 鼻茸が出来ると鼻づまりや匂いを感じづらくなる原因になります。 慢性的副鼻腔炎(蓄膿症)に付随する一つの病状で、鼻ポリープとも呼ばれます。
鼻茸 どうやってわかる?
診断は簡単です。 鼻の中を見てすぐに診断できます。 鼻鏡という鼻の中を覗く器械や、鼻の中を見るファイバースコープ(内視鏡)で直接観察できます。 さらにCTを撮影することで、鼻茸に合併して左右の副鼻腔にどの程度の副鼻腔炎が存在するかを正確に診断することができます。
蓄膿症 放っておくとどうなる?
しかし、放っておくと慢性化して、いつも鼻がつまった状態になったり、膿(うみ)のような鼻汁がたまったりします。 いわゆる蓄膿症です。 さらには、頭が重たい感じや倦怠感を覚えたり、においがわからない嗅覚障害になったりして、日常生活に支障をきたすことも。
鼻茸の自然療法は?
自然に治ることはなく、酷い鼻づまりの原因になります。 慢性副鼻腔炎(ちくのう症)や、アレルギー性鼻炎や花粉症などを長年、患っている方に出来やすいといわれています。 一般的な治療法としては、手術によって取り除かれます。 但し、数年後に、再発しやすいのも特徴的な病気です。