声帯の動きは反回神経がコントロールしているため、反回神経が麻痺すると声帯が動かなくなって嗄声の症状を起こします。 また、気管に飲食物が入ってむせたり咳き込んだりする誤嚥(ごえん)を起こしやすくなります。 反回神経麻痺は、声帯麻痺、喉頭麻痺と呼ばれることがあります。
反回神経麻痺 気管切開 なぜ?
両側声帯麻痺では呼吸困難を起こす場合もあり、その際には気管切開術が必要となります。 その後、呼吸を確保して気管切開孔を閉じるために、声門を広げる手術を行うことで日常生活の不便を軽減します。
反回神経麻痺 なぜ起こる?
原因 反回神経の近くには、大動脈・食道・甲状腺・リンパ節などの器官が存在しており、これらの器官に腫瘍などができ、反回神経を圧迫すると、反回神経麻痺を起こすことがあります。 また、これら腫瘍を手術した際に、関連して生じることもあります。
嗄声なぜなる?
主な疾患には、風邪やインフルエンザによる喉頭炎、声の使いすぎなどによって声帯に腫れ物ができる声帯ポリープや声帯結節があり、喉頭がんの初期症状としても声のかすれがあらわれます。 また、甲状腺の機能が低下する橋本病や、甲状腺がんの場合も声のかすれが起こることがあります。
障害されると嗄声を引き起こすのはどれか?
また、延髄の疑核の神経細胞に障害がある場合も、喉頭筋の運動が障害されて嗄声や嚥下困難が生じます。 原因としてALS(筋萎縮性側索硬化症)や脳腫瘍、脳血管障害などが考えられます。
