副鼻腔炎になると、鼻水が粘り気を持ってきます。 その鼻水が喉の方に流れてしまうことを「後鼻漏」といいます。 後鼻漏を起こすと、気管支はその異物を外に出そうとして咳が出ます。 また、鼻汁によって気管支が炎症を起こして気管支炎になってしまいます。
副鼻腔炎はなぜなるのか?
副鼻腔炎(蓄膿症)は、風邪かぜのウイルスや細菌、アレルギーなどにより、副鼻腔の粘膜ねんまくに炎症が起こることで発症します。 風邪(ウイルスや細菌感染)やアレルギーなどがきっかけで鼻の中で炎症が起きると、鼻の粘膜が腫はれたり、ドロドロした鼻水が出てきたりします。
副鼻腔炎 咳 何科?
迷ったら呼吸器内科を受診しましょう 花粉症やシックハウス症候群など、アレルギーの症状として咳が止まらなくなることもあります。 呼吸器内科の中でもアレルギーに強い病院があれば、そちらを受診するのもよいですし、副鼻腔炎など鼻の病気を指摘された時は、耳鼻科を受診してみましょう。
蓄膿症で咳は出ますか?
副鼻腔の炎症により、黄色から緑色の粘り気のある鼻汁、鼻づまり、頭重感、後鼻漏(鼻汁が鼻の奥からのどに落ち込む)、のどの違和感(咳払い)、嗅覚障害といった副鼻腔炎の症状に、咳、痰、微熱などの呼吸器症状がでます。
後鼻漏 咳 何科?
後鼻漏は、特にご高齢の患者さんの場合は根治的治療が困難の場合が多いですが、悪化することで誤嚥の危険性も高くなることから、定期的な経過観察、治療が必要と思われます。 鼻からのどにかけての違和感や夜間の咳などがありましたら、内科と同時に耳鼻咽喉科への受診も有効かと思われます。