肛門がむれやすい座り仕事や、温水洗浄便座の普及によるおしりの洗いすぎなどにより、近年増えてきている病気のひとつです。 温水洗浄便座で必要以上に肛門を洗ったり、トイレットペーパーなどでこすり過ぎたりすると、肛門周辺の皮膚の抵抗力が弱くなり、便や菌が付くと皮膚炎を起こしやすくなり発症することがあります。
ただれの症状?
症状は、皮膚にかゆみが出るほか、ヒリヒリ感、赤くなる、ぶつぶつが出るのが一般的です。 ひっかいて二次感染を起こすと水ぶくれになり、皮膚がジュクジュクした状態になることもあります。 かぶれが起きる原因として特定の植物や、金属をはじめ、外用薬、いわゆる塗り薬や化粧品などが挙げられています。
肛門周囲の皮膚 ただれ?
肛門周囲皮膚炎(こうもんしゅういひふえん) 症状は肛門周囲のかゆみ、べとつき、浸出液で下着が汚れる等です。 原因は頻回の肛門洗浄、アレルギー性疾患、真菌症(カンジダ症など)、肛門疾患などがあります。 治療はまず第1に肛門周囲の皮膚をこすらないことが大事で、入浴の際の石けん使用も中止していただきます。
おしり むずむず 何科?
迷ったら婦人科へ、痔なら外科へ もちろん、皮膚科でもいいですが、デリケートな部分のため、女性は婦人科が相談しやすいでしょう。 婦人科医は、感染症の検査も慣れています。 ただし、痔を疑う症状の場合は、外科が専門になりますので、外科を受診しましょう。 女性の痔の専門医も増えています。