犬の体内で産卵された球形の虫卵は、犬の便とともに排出されます。 外界に出た卵は発育し、内部で幼虫が形成されていきます。 その幼虫形成卵を犬が経口的に体内に取り込むと、回虫に感染します。 ネズミなどの待機宿主の体内では、回虫は幼虫のままで成虫になることはありません。
犬 回虫 なんで?
犬・猫回虫症は、ペット(犬・猫)に寄生する回虫というおなかの虫によって引き起こされます。 犬・猫では感染した母犬(猫)と子犬(猫)との間での母子感染や糞便中に含まれる虫卵が原因で感染します。
ぎょう虫 どこから感染する?
感染は蟯虫の虫卵を飲み込むことから始まります。 小腸で虫卵から幼虫がふ化して、大腸に移動します。 そこで、幼虫は2~6週間かけて成虫となり、成虫は交配を行います。 虫卵が発育すると、雌の成虫は直腸に移動し、肛門から出て虫卵を産みつけます。
鉤虫 どこから?
鉤虫 大きさ:犬鉤虫2cm以下、猫鉤虫1.5cm以下幼虫を口から飲み込んだり、皮膚から侵入したり、母犬の胎盤や乳汁から感染する。 腸の粘膜に咬みつき、血液を吸う。
犬 回虫 いつから?
年齢が上がるにつれて回虫への抵抗性が増すので、6か月以内、特に2~3か月の子犬が回虫症にかかります。