「いつのまにか骨折」は、特に背中が痛くなった経験がないにもかかわらず、レントゲン検査をしてみると気付かないうちに背骨が折れていた(押しつぶされるように変形している)という状態です。
いつの間にか骨折 別名?
筋肉がタラタラ、サルコペニア 「いつの間にか」骨が折れてしまうのは骨密度が低い場合だけとは限りません。 骨を支えるのは筋肉ですから、筋肉が衰えると骨に対する負担も増えてしまいます。 この筋肉は年齢とともに減少することが知られており、サルコペニアと言われ高齢者の4人に1人は筋肉が足りていません。
骨折の正式名称は?
fracture. 強い外力を受けて骨が部分的あるいは完全に離断された状態をいう。 完全骨折 (折れた場合) と不全骨折 (ひびの場合) ,単純骨折または閉鎖骨折 (皮膚が破れていない場合) と複雑骨折または開放骨折 (皮膚が破れ,骨折部が体外と連絡している場合) などに分ける。
いつの間にか骨折 場所?
いつの間にか骨折とは 必ずしも激しい痛みを伴わず、無症状であることも多く、特に背骨(胸椎、腰椎)や骨盤に多い骨折です。
ヒビ 何骨折?
いわゆる「骨にヒビが入った」状態ですが、医学的には骨折に分類されます。 骨にヒビが入った程度の「亀裂骨折」や、外見的には変化が見られないものの内部が離断している「骨膜下骨折」などがその典型です。 見た目だけでは骨折と判断がつきにくく、捻挫や打撲と間違えられることもあります。