猫の口の周りや顎、耳の付け根にはアポクリン腺という汗の一種を分泌する部分があります。 この部分の匂いを嗅いだり、舐めたりすることで縄張りをアピールしたり、仲間同士の挨拶をすると言われています。 飼い主を仲間と思うことで挨拶としてキスをしてくるのでしょう。
猫がスリスリしてくるのはなぜ?
猫がすりすりする一番の目的は、縄張りのマーキングです。 猫には臭腺というにおいを出す器官があり、そこを対象にこすりつけることで自分のニオイをつけて縄張りを主張します。 マーキングというと物にニオイをつけることと考えている方も多いと思いますが、飼い主にすりすりしてくるのもマーキングの一種です。
猫同士 キス なぜ?
猫同士が互いに向き合って、キスをするように「鼻と鼻を近づける」といった行動をすることがあります。 このしぐさは、猫が互いのニオイを嗅ぎ合うために行うもの。 ニオイを確認し合うことで、まるで名刺交換をするように、情報を交換し合っているのです。
猫とキスしたらどうなる?
猫にキスをすると「パスツレラ症」になるリスクも! これについて、「ねこのきもち」(2017年9月号)の解説を見てみましょう。 「病原菌のパスツレラ菌が、猫が引っかいた傷などから入り込んで感染します。 感染すると、30分〜2日以内に発症。
猫が可愛いのはなぜ?
猫の多くは、フェイスライン、体、耳、目や口、手足の肉球など、全体的に丸いフォルムが特徴です。 猫の小さな口とおでこの大きさの比率は人間の赤ちゃんと似ており、私たちの母性本能をくすぐります。 このように猫がベビースキーマといわれる特徴を持つことから、見ているだけで自然とかわいいと感じてしまうのかもしれませんね。