また、40~70歳(5歳刻み)の女性を対象に骨粗鬆症検診が行われています。 男性は寝たきりが長かったり、胃腸・腎臓障害などがなければ、70代までは測定の必要はありません。 男女とも70代以降は2年おきくらいに測定するのが望ましいでしょう。
骨粗鬆症の検査はどんなの?
骨粗鬆症の検査方法には「画像検査による骨量(骨密度)測定」と「血液や尿による検体検査」があり、東大阪病院では超音波骨密度装置による骨密度検査を実施しています。 検査では、足のかかとの骨に超音波を通し測定します。 放射線を使用しないため被ばくの心配がなく妊娠中の方でも測定可能です。
骨粗鬆症 検査 いくら?
検査費用は保険適用で 1,100円程度、保険適用でない場合3,700円程度です。
骨粗鬆症になったらどうする?
しかし、骨粗鬆症自体は薬や食事療法、運動療法などで治療が可能な病気です。 治療中は転ばないように杖を使ったり、家の中でもなるべく段差を少なくして、手すりをつけるなどの工夫をして骨折を防げば、手術をすることはありません。
骨粗鬆症になるとどうなるか?
骨粗しょう症の症状の背中の曲がりや背の縮みは、内臓を圧迫し、呼吸器機能や消化器機能を低下させます。 また、わが国の足の付け根の骨折( 大腿骨近位部骨折 だいたいこつきんいぶこっせつ )の予後に関する報告では、骨折した方のうち、およそ10%強の患者が1年以内に死亡していくとしています。
骨粗鬆症の検診はどこに行くのですか?
骨粗鬆症の検診を受けてみたいのですが、どこへ行ったらよいのでしょうか? まずお住まいの近くの保健センターや保健所に問い合わせてください。 また、自治体の行う検診の予定は広報誌に載りますから、注意してみていてください。 現在国が行っている公的な検診は、40、50、55、60、65、70歳の女性を対象にした節目検診があります。 これらはいずれも保健センターや保健所、指定医療機関で受けることができます。 それ以外の人たちが検診を受けられないと困るので、多くの市町村では独自の骨粗鬆症対策を行っています。 また、民間の医療機関でも、検査機器を置いてあるところでは骨量の測定ができます。 測定日などについて受付でお尋ねになるとよいでしょう。 市町村の検診では、どのようなことをするのですか?
公的な骨粗しょう症検診はどこで受けることができますか?
現在国が行っている公的な骨粗しょう症検診は、40歳〜70歳まで5年ごとの節目の年齢にあたる方を対象に実施しています。 これらはいずれも保健センターや保健所、指定医療機関で受けることができます。
骨粗鬆症は女性に多く認められますか?
骨粗鬆症の約90%にあたり、女性に多く認められます。 「続発性(ぞくはつせい)骨粗鬆症」は 特定の病気や、服用している薬が原因 のものです。 上記原因に心当たりがある場合は、生活習慣を改める等、改善できることは少しずつでも改善していきましょう。
骨粗鬆症の検査で採血するのはなぜですか?
骨粗鬆症の検査で採血をするのはなぜ? 起こっている症状が、本当に骨粗鬆症によるものなのかを調べるために、血液検査や尿検査を行うことがあります(他の病気の可能性もあるため)。 また、骨吸収マーカー(血液中に含まれる骨形成や骨吸収時に放出される物質)を測定して、骨の状態や投薬治療の効果などを確認します。