涙をなめるとしょっぱいと感じるのは、涙に電解質である塩化ナトリウムが含まれているからです。 涙は約98%が水で、塩化ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質、タンパク質(リゾチーム、ラクトフェリン、リポカリンなど)、ビタミンA、酵素、などが含まれています。
鼻水何故塩分含んでいるのか教えて?
海水には、塩素、ナトリウム、硫黄、マグネシウム、カルシウム、カリウム、炭素、臭素などが溶けています。 このうち塩素とナトリウムだけで85%にもなります。 塩素とナトリウムが化合すると塩化ナトリウム、つまり塩で、これがしょっぱい原因です。
しょっぱい涙 どんな時?
怒っているとき、悔しいときの涙の味 怒っているとき、悔しいときに流す涙の味は、塩辛いのが特徴。 これは交感神経が優位になって、ナトリウムや塩素などの電解質の量が多くなるからです。
涙 何味?
そんな涙ですが実は涙の味は感情によって変わってくるって知ってましたか? それとも副交感神経が働いているのかによって味が変わってきます。 このときは塩辛くてしょっぱい味の涙が流れてくるそうです。 逆に副交感神経が働いているときは、嬉しいときや悲しいときのようで涙の味は水っぽくて少し甘めの涙となるようです。
悔し涙しょっぱい なぜ?
交感神経が優位に働く →腎臓からのナトリウムの排出が抑制される→体液のナトリウム濃度が多くなる→怒りの涙、悔し涙は塩辛い。