ノロウイルスは、汚染された食品や 便・吐しゃ物に接触した手を介して感染する「接触感染」、吐しゃ物などからの飛沫を吸入して感染する「飛沫感染」、吐しゃ物や下痢便の処理が適切に行なわれなかったために残存したウイルスを含む小粒子が空気中に舞い上がり吸入して感染する「空気感染」により、人から人へ感染していきます。
ノロウイルス 菌 どこから?
どこから感染する? ノロウイルスは人の腸の中で増殖します。 増殖したウイルスは、便や吐物といっしょに体の中から出てきます。 下水道などを通り海に流れ込んだウイルスは、カキなどの2枚貝の中に蓄積されます。
ノロウイルスはいつまで感染するか?
ノロウイルスの場合、感染から発症までの期間はおよそ24~48時間と、潜伏期間がかなり短いのが特徴です。 微細で感染力が強いため、いつの間にか感染してしまっていることが少なくありません。 ノロウイルスが流行する冬場に、突発的に嘔吐したり、下痢が続く場合には、感染している可能性が高いと考えられます。
ノロウイルス集団感染なぜ?
空気感染感染者の便や嘔吐物が乾燥することでノロウイルスを含んだ埃となって舞い上がり、それを周囲の人が吸い込んでしてしまうことで感染するケースです。 埃が周辺に散らばることによってウイルスが広がっていくため、結核や麻疹、肺ペストのように広範な空気感染(飛沫核感染)とは異なります。
ノロウイルスどこでかかる?
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。(1)食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。 ... (2)下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。ノロウイルスに関するQ&A - 厚生労働省