渋柿から作った干し柿はなぜ甘いのか 柿の渋味の原因は、水溶性のタンニンです。 水溶性だけあって口に入れると唾液に溶け、強い渋味を感じます。 一方、干し柿に含まれるタンニンは不溶性。 唾液に溶けないので渋味を感じることなく、柿本来の甘さを感じることができるんです。 12 нояб. 2018 г.
甘柿 なぜ甘い?
甘柿はどうして甘いのか。 完全甘柿は、柿の実の成熟過程でタンニンの蓄積が止まるため、タンニン濃度が低く維持されます。 これらの品種は、タンニンを蓄積する能力を欠損したDNA変異体です。 不完全甘柿は、タンニンの蓄積は起こりますが、種子でアセトアルデヒドが生産され、タンニンとくっつきます。
渋柿はどうしたら甘くなりますか?
お酒につけて甘くする アルコールは酸化するとアセトアルデヒドに変わるため、タンニンを不溶性に変化させる。 焼酎や日本酒などアルコール度数が30度以上のお酒に渋柿のヘタを数秒浸してビニール袋に入れて密閉して置いておくと、10日から2週間ほどで甘柿に変身する。
あんぽ柿 なぜ甘い?
干し柿は、単純に干しただけのドライフルーツで時間の経過とともに乾燥が進み、黒く堅くなっていくのが特徴。 いっぽうのあんぽ柿は、硫黄で燻製して乾燥させるため、羊羹のように柔らかくジューシーな食感で甘さのあるおいしさが特徴です。
甘柿と渋柿 どちらが甘い?
ですが、実は渋柿のほうが、甘柿よりも糖分が多いのです。 なので、甘柿を干し柿にするより、渋柿を干し柿にするほうが甘くなるのです!