タバコと母乳栄養との関連では、喫煙していると母乳の分泌量が減ることがわかっています。 しかも、ニコチンが母乳に混じります。 ニコチン入りの母乳を飲まされた赤ちゃんでは、不機嫌、不眠、嘔吐、下痢など、急性ニコチン中毒の症状が出ることがあります。
授乳中 タバコ何本まで?
厚生省の公衆衛生審議会に設けられた「喫煙と健康問題に関する委員会」の報告によりますと、タバコを吸う母親の母乳に出てくるニコチン量は、たとえば 1~4本では母乳1リットル中に0.12mgなのに、5~10本では、0.22mg、11本以上では0.44mgと、本数が増えるとニコチン量も増えるというデータがあります。
出産後いつからタバコ吸っていい?
喫煙を再開した時期は、「産後すぐ~3カ月未満」が55%で最多。 次いで「産後4カ月~6カ月未満」「産後半年~1年未満」(ともに12%)、「産後1年~1年半未満」(7%)、「産後1年半~2年未満」(5%)、「産後2年~2年半未満」という結果だった。 喫煙を再開した理由は、「イライラやストレス」(36%)がトップ。
タバコ妊娠中か授乳中どっちがマシ?
授乳中に喫煙してしまった場合、ミルクより母乳をあげましょう タバコに含まれるニコチンなどの化学物質は、母乳を通じて赤ちゃんに移行し中毒症状を起こしたり、ニコチン自体が母乳分泌を低下させてしまうため、授乳中の喫煙は大変危険です。 しかし、どうしても禁煙できず授乳する場合には、ミルクより母乳をあげる方が良いでしょう。
タバコの煙を子供が吸うとどうなる?
1.受動喫煙とは たばこの煙には、先端から立ち上がる副流煙、喫煙者の吐き出す煙があります。 こどもの喫煙のほとんどは、これらを吸う受動喫煙です。 こどもの受動喫煙で、気道アレルギーが悪化して、ぜんそくが治りにくくなったり、乳幼児突然死症候群(SIDS)が増えるなどの健康影響が報告されています。