なかなか治らない患者さんは一度、のど・鼻を診る耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。 口の中からのどの奥、気管支まで粘膜の状態を詳しく診てもらい、また鼻もあわせてチェックを受け、しっかり治療してもらうとほとんどの方は良くなります。 痰が何か大きな病気の原因、前触れになることはあまりなく、心配しなくても大丈夫です。
痰が絡む 何科を受診?
痰は、呼吸器の粘膜を保つために分泌されている液体が、かぜや気管支炎、気管支喘息、咽頭炎、喉頭炎などによって増えてしまい、のどから塊になって出されるものです。 せきや痰が続く場合には、内科や耳鼻咽喉科の診察を受けることが大切です。
喉 痰が絡む なぜ?
痰が絡む理由 痰が絡むのは細菌やウイルスに感染したり、汚れた空気やホコリを吸い込んだりしていることが原因です。 健康な状態でも痰は分泌されていますが、普段は粘性が少なくサラサラしています。 しかし体に異物が侵入すると、それを押しだそうとするため粘り気が増して絡むようになるのです。
痰が絡む咳 何日?
風邪の後に痰が絡む症状が続く場合は、「急性気管支炎」「副鼻腔炎」「感染後咳嗽」の可能性が高いです。 ウイルス性の場合だと、数日~1週間程度で自然によくなることが多いです。
痰が絡んだらどうする?
大根のおろし汁にハチミツを混ぜ、ゆっくり喉を潤しながら飲むと、痰のからみが少なくなります。 からだを温める生姜湯にハチミツを混ぜて飲むのも効果的。 パイナップルジュースには痰を切りやすくする酵素が含まれていますので、試してみたらいかがでしょう。 塩を入れたぬるま湯でうがいをするだけでも、楽になることがあります。