片眼だけに発病する場合と、もう一方の眼にも症状が現れる場合があります。視力の低下炎症によって集まった細胞や血液成分が硝子体に広がると、眼球内部が濁り、霧がかって .
汎ぶどう膜炎 とは?
「中間部ぶどう膜炎」は、眼球内を満たすゼリー状の硝子体まで炎症が及ぶ疾患です。 網膜や脈絡膜まで炎症が広がる「後部ぶどう膜炎」は最悪の場合、失明のリスクもある重度の疾患です。 ぶどう膜全体を覆う炎症を「汎ぶどう膜炎」と呼びます。
ぶどう膜炎は治りますか?
ぶどう膜炎の治療 程度が軽い場合はステロイドの点眼のみで軽快します。 点眼薬の効果がない場合は、ステロイド注射、内服、点滴が用いられます。 ぶどう膜炎では眼圧が上昇することがあり、その場合は点眼や内服で眼圧を下げます。
原因不明のぶどう膜炎?
非感染性ぶどう膜炎の原因は未だ不明ですが、その一部は自己免疫機序によるものと言われています。 感染性ぶどう膜炎は、ウイルス、細菌、真菌、寄生虫等さまざまなものによって生じます。
ぶどう膜炎はどのくらいで治る?
この病気は3~6ヶ月で症状が収まってかなり良い視力に回復することが多いようです。 しかし、まれに2~3年にわたってブドウ膜炎が続き、視力が悪くなることがあります。 治った跡の眼底の色が特徴的で、非常に明るい眼底になります。