浮腫の原因となるのはどれか。 血漿膠質浸透圧の低下により、毛細血管で間質液の再吸収がされにくくなり、浮腫が引き起こされる。 肝硬変やネフローゼ症候群などの浮腫がこれにあたる。
浮腫の機序はどれですか?
① 毛細血管内圧の上昇心臓のポンプ機能の低下などで毛細血管内圧が上昇することにより、間質に水分が染み出し浮腫が生じます。 心不全(右心不全)では、心臓から全身へ血液を送ることが出来ず右心内にうっ帯してしまい、心臓へ戻れず右心の手前であふれた血液中の水分が手足などの末梢に貯留してしまい起こります。
4. 腎機能障害のある患者にみられる浮腫の原因はどれか。?
腎機能障害のある患者にみられる浮腫の原因はどれか。 腎機能障害から浮腫の原因になるのは、尿中に蛋白が漏れ出すことによって低蛋白血症となることから引き起こされる。
全身性浮腫を生じるのはどれか?
全身性浮腫は、心不全による心性、腎不全やネフローゼ症候群などによる腎性、肝硬変などによる肝性、低栄養性などに分類できる。 倦怠感や活動量の低下、塩分の制限などが影響して食欲は低下することが多い。 細胞外液のうち組織間液が異常に増加した状態が浮腫なので、全身性に起こると水分の増加によって体重は増加する。
低栄養による浮腫の成因はどれか?
低栄養では低アルブミン血症となり、血漿膠質浸透圧の低下から全身性の浮腫を来す。