正常では脈拍の左右差はありません。 左右で差が生じるのは、動脈に狭窄がある時です。 18 июл. 2016 г.
脈の左右差の疾患は?
通常異常のない状態であれば、脈拍の左右差はほとんどありませんが、縦隔(へ進展する)腫瘍による圧迫や、大動脈炎症候群、動脈瘤、鎖骨下動脈狭窄症などでは、動脈の狭窄を生じた側の拍動が弱くなります。 脈拍の上下差を生じる場合もありますが、これも解離性大動脈瘤、大動脈狭窄、血栓や塞栓などが原因となります。
脈 何秒?
測定方法 秒針付きの時計を用意して、安静にしておきます。 手首や首のつけ根等、脈を感じられる場所に指(または手のひら)を置いて、15秒間の脈拍の数を数えます。 その値を4倍にすると、1分間当たりの安静時脈拍数となります。
脈拍は何を表しているか?
脈拍を知ることで何がわかる? 脈拍は、身体のすみずみまで血液が行き渡っているかどうかを知る指標になります。 脈拍の数やリズムに異常があると、心臓や血液循環に関連した病気が疑われます。 また、リハビリやスポーツを行う時の運動強度の指標にも用いられます。
脈拍 三本指 なぜ?
脈拍数やリズムを、より正確に知るためです。 母指を用いないのは、母指の動脈は示指、中指、薬指に比べて太いために拍動が大きく、患者の脈拍と混同しやすくなるからです。 脈拍を測定する時は、示指、中指、薬指の指先を橈骨動脈に沿って平行に置き、最初は均等に力を加えて脈拍数を数え、リズムの整・不整を観察します。