「 三尖弁閉鎖不全症 さんせんべんへいさふぜんしょう 」とはどんな病気? 「三尖弁」は、右心房と右心室を隔てる扉の役割をしています。 「三尖弁閉鎖不全症」とは、この扉がうまく閉まらなくなり血液が右心室から右心房へ逆流してしまう状態のことです。 逆流の結果、右心房に血液が渋滞します。
三尖弁の読み方は?
さん‐せんべん【三×尖弁】 心臓の右心房と右心室の間にある弁。
三尖弁閉鎖不全症の症状は?
三尖弁閉鎖症は大きく分けると、肺へ流れる血液量が少なく、チアノーゼ(低酸素血症)が主な症状となるタイプ(肺血流減少型)と、肺へ流れる血液量が多いために肺や心臓に負担がかかり、呼吸器症状、肝臓の腫れ、むくみ、体重増加不良などの心不全が目立つタイプ(肺血流増加型)があり、治療、外科手術の経過も異なりますが、最終的に ...
三尖弁閉鎖不全症の寿命は?
単心室症全体で手術未実施なら、10年生存率は約40%である。 20歳以上で心原性の慢性低酸素血症の予後は非常に悪い。 50歳以上生存することは困難である。
三尖弁閉鎖不全症の痛みは?
三尖弁閉鎖不全症には軽度・中度の場合は自覚症状が無いこともあり、エコー検査で判断します。 重度の場合は自覚症状で腹部の痛みや足のむくみなどの症状があります。 このような方は早めに受診しましょう。