血抜きをするメリットは、臭みを身に移さないこと。 死後硬直が進むほど血液は凝固するので、鮮度がいいうち(釣りたて)済ませるのがベター。 するとしないとでは、生臭さが違います。
釣った魚血抜きしないとどうなる?
死後硬直を遅らせるため とくに食べることを前提にすると、この死後硬直は味を大きく落とす原因になります。 死後硬直が起こりにくいよう締めて血抜きすることで、鮮度を落とさず調理しやすくする意味があるというわけですね。
魚の血抜きは何のため?
そして、魚に限らず、生きものの体の中に残った血は腐敗や臭みの元になります。 大型の魚になるほど、美味しく食べるにはしっかりとした血抜きが必要で、魚の心臓がまだ動いているうちに、太い血管を切って海水に入れる必要があります。
魚をしめないとどうなる?
締めないと魚が不味くなる理由 狭くて海水がない分、魚にとってはもっと悲惨かもしれません。 更に、暴れることで身に血がにじんだ状態になり、血の臭みが魚肉に残ってしまいます。 魚は鮮度が落ちると細菌の作用で生臭くなりますし、放置したり魚が苦しむような状態では味は落ちる一方ですから、釣ったらすぐに締めるのがいい訳です。
血抜きのコツは?
血抜きは、まずエラの中にハサミやナイフを入れて、エラを切ります。 尻尾を切れる場合は、尻尾も切っておきます。 釣り場で血抜きを行う場合は、海水の中などで、魚の体を振って血を抜きます。 この血抜きをするだけも、4、5時間は死後硬直しません。