一般に血液の濃さは血中のヘモグロビン濃度で表されますが、男性では13.0g/dl、女性では12.0g/dl以下になると貧血と診断されます。
貧血検査 どの数値?
ヘモグロビンの値が、男性は13g/dl以下、女性は11g/dl以下になると、「貧血」と診断されます。 ただし、基準値より1~2g/dl低いくらいでは、自覚症状が出ることは、ほとんどありません。 男女とも10g/dl以下になると、めまいや息切れなどの症状が現れ、「中等症から重症の貧血」と診断されます。
貧血 何科を受診すればいい?
自分の症状が貧血かもしれないと思ったときは、身近なかかりつけの内科を受診し、血液検査を行いましょう。 貧血以外の症状や健康上の問題点が把握できる場合も多いので、正確な診断結果を得るためにも血液検査は必須となります。
ヘモグロビン数値 低い どのくらい?
<ヘモグロビンが低いと> 女性は 11g/dl 以下、男性は 13g/dl 以下だと「貧血」と判断されますが、この程度ではほとんど自覚症状はありません。 男女とも 10g/dl 以下になると、「中等症から重症の貧血」で、貧血になると全身の細胞に酸素が行き渡りにくくなり、頭痛やだるさ、肩コリなどの症状を引き起こします。
鉄剤 いつまで フェリチン?
フェリチンまで回復させるには、さらに3カ月くらいの鉄剤内服が必要です。 したがって、鉄欠乏性貧血の十分な鉄剤内服期間は半年程度といえます。 治療後も、小魚など鉄分の豊富な食事を摂取しつつ数か月後に貧血の再燃がないかチェックしていくことが大事です。